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秋の夜と梅酒とわたし

 朝晩はすっかり秋の気候ですね。肌に触れる空気の温度がここちよい。朝の出勤の時間が、すこし億劫ではなくなりました。

 私は秋が大好きなんです。この季節がいつ終わるかなんて考えると、心がざわざわするから、いっそ早く冬になってほしいと思うほど、大好きなんです。

 そう、秋はとても足が速い。顔を見せたかと思うと、すぐにきびすを返して去ってしまう。まったく落ち着きがない。

 だけど、そのあっけなさが、いい。そっけないものほど愛おしく感じるのは乙女の性なのかしら。いや、たぶん私のたちなのでしょう。

 秋の夜に似合うお酒は梅酒かな、と思って、いまちびりちびりと舐めながらこれを書いています。

 甘いお酒は苦手だったはずなのに、最近めっきり弱くなったせいか、糖分が喉にここちよい。柔らかい布に体全体が包まれているようなふわふわした感覚。

 お酒は酔っぱらうためのものではなく、いがいがしたものを丸めるためのものじゃあなかろうか、と思う昨今。

 いがいがしたもの。疲れとか、不安とか、さみしさだとか。

 心にできたささくれを、少しずつならして、すべすべのものにしてくれる。

 だけど、油断は禁物なのです。ちょっとばかし度を越すと、逆にいがいがを際立たせてしまうのが、お酒の怖いところ。ふわふわのすべすべに安心しきったところに、ちくり、ちくりと棘を刺すのです。新たないがいがをこしらえるのです。

 細かい棘は、私の心に穴を開け、いつのまにか大きな空洞をつくる。ぽっかり空いた暗い穴には、どんどん冷たい風が送り込まれる。こんな秋の季節は、特に。

 それは、とても哀しい感触なのです。泣きたくなるほどの。実際に涙してしまうほどの。

 しかし、私はその感触が、嫌いではない。むしろ、おのずから求めてしまう。

 結局、いちばんやっかいなのは、季節でもお酒でもなく、私自身なのでしょう。

*

 最近よく観ている動画

 フジファブリック、森山未來、大根仁……って、好きなものが詰め込まれすぎてやばい。

 未來くん、ほんとかっこいいなあ……。

 さ、小説書こうっと。

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